コンディショニングセンター伊豆

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骨盤内の問題

骨盤内に多種多様な症状を発生させる問題があります。これをどのように理解するのかを簡単に説明します。また、この様な状態の時に、我々医師以外のものがどう対処するのか。わかりやすくいければと思います。本やネットで探してやっとたどり着いても、何気にわからないことが書いてあっても、かなりブルーになりますしね。

骨盤内の臓器

消化器 男性と女性では「性差」、いわゆる生殖器が大きな違いとなる。しかも、女性は月経・妊娠・出産など機能的な違いもある。そこでおさらいがてらに今一度確認として羅列する。
◆共通なもの
 〇消化器(胃、十二指腸、小腸、大腸、直腸、肝臓、膵臓、胆のう)
 〇泌尿器(腎臓、尿管、膀胱、尿道)
 〇その他(副腎、脾臓)
◆性差のもの
 〇男性(前立腺、精巣、精索、精巣上体など)
 〇女性(子宮、卵巣、卵管など)

 医療現場で一般的に診療される「性差」の部分を細かく述べず、複合症状として存在する男性の「骨盤内疼痛症候群」と女性の「骨盤内うっ血症候群」について簡単に説明します。

男性の骨盤周囲の痛み

男性骨盤内 下腹部から下半身にかけての不快感や痛みがある方、もしや他にもこんな症状もありませんか?
 ●肛門周囲に違和感(ピクピクする、キューンと掴まれるような痛み、重痛さ)。
 ●内股や太腿に痛みが放散する、あるいは慢性的な痛みや違和感がある。
 ●鼠径部、睾丸や陰茎に不快感や痛みがある。
 ●股関節周りに不快感や痛みがある。
 ●下腹部の違和感、重だるさ。
 ●座ると肛門より前に圧迫感を感じる。
 ●排尿時や射精時に痛みや不快感がある。
 ●尿が近い、残尿感がある。

慢性骨盤痛症候群

 長時間のデスクワークや自動車や自転車、バイクなどの運転による座位姿勢によって会陰部と呼ばれる肛門の前付近を圧迫すると症状が悪化します。また、冷えや飲酒、ストレスなども誘因となるため、慢性骨盤痛症候群とよばれます。
 尿を調べても細菌感染もない、血液検査でも炎症反応は認められない。MRIなどで画像撮影しても、エコーで見ても問題となる所見はない。
 しかし、前立腺炎と共通するため、慢性前立腺炎と診断されることがあります。

急性・慢性前立腺炎とは

前立腺炎は急性と慢性があり、細菌性と非細菌性の炎症もあるとされる。

前立腺がんとは

前立腺がんと前立腺炎との判別は

どちらもPSAの値が高くなってきますが、決定的に違うのは「前立腺がんではPSAの値は漸増する」のと「前立腺炎では乱高下することがある」という点である。
 しかし、55歳以上となると「がん」の疑いも急上昇してくるので、経直腸のエコー検査やMRIによってした準備をして、疑わしい場合は更なる詳細な検査をする必要が出てくる。

女性の骨盤周囲の痛み

女性骨盤内

骨盤痛を考える

骨盤内うっ血症候群

間質性膀胱炎

お腹の痛む部位と主な分類

腹部分割図※画像をクリックすると大きなものが見られます。

主なもの一覧

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