アスリート、スポーツ選手と指導者について
高体連及び高野連の体制が学校教育の延長上に位置することなので、高校野球やサッカー(今はクラブチームに入るので昔より少ないかと)には多いのですが、スポーツ県外留学(これは「県外流出」、言葉を悪く言えば「県外逃亡」と言えるでしょう)に関しては、反対の姿勢でおります。
その点はご了承いただいた上で予約をお取りいただき、お越しください。
また、同じチーム内で複数の同じようなケガ、障害など身体症状(精神症状も同じことですが)を有する場合は、指導が間違っています。
指導者は、選手と必ず一緒に来ること。
静岡県独特のスポーツ行事で「市町対抗駅伝」がありますが、これもまた指導者のレベルがおかしい。私が耳にする話では、いまだに昭和を彷彿させる人が存在するようです。
市町駅伝だけでなく、ジュニア世代の指導者も「パワハラ」気味で、大きな大会で活躍できない選手を蔑ろにする指導者がいるのです。
高校陸上の指導者も、進学権を握っているために親が何もクレームを出せない状況で、泣き寝入りしたという学校もありました。また、今は歳をとっておとなしくなったようですが、よく生徒に対して暴力行為を行う指導者もいたと聞きました。
厳しい指導自体は悪いことはないですが、理不尽なことが伴ったり、子供達の人格を否定するような指導はやめていただけるようにお願いいたします。
競技スポーツとして日本や世界のトップを目指す子達だけではありません。自分はどこまで行けるのだろうか?ただ純粋にそう思っている子たちの芽は摘んで欲しくありません。
スポーツ障害とは
本題に入る前に、症状について知りたいと思ったら日本整形外科スポーツ医学会のホームページをご参照ください。どの病気でもそうですが、自称医療系のセラピストや施術店のホームページではなく、公的な機関のホームページを調べていただくことをお願いいたします。
「スポーツ障害」とは慢性的な動作から誘発されるケガであります。使い過ぎによる故障と思っていただいても良いかと思います。また、外傷性のものや急性症のものを「傷害」として扱います。
鍼灸の良いところは、慢性症にも急性症にも対応が可能ですが、脱臼や捻挫のように整復が必要な場合、医師の診断が必要だったり、柔道整復師による整復が必要となります。長引かさないためにも、関節のアライメントだけは崩さないようにしましょう。
スポーツによってケガの種類が違いますが、膝の痛み、足首(シンスプリントなど含む)、股関節、腰痛、肩(肘)でしょうか。スポーツの種類問わず多いのがシンスプリントですので、そこからいきましょう。
シンスプリント
シンスプリントは、医師による診断名は「脛骨過労性骨膜炎」となります。日本整形外科スポーツ医学会の資料→こちら
膝痛