胃の話
消化器の問題といっても、一番問題は上部消化管といわれる胃に関連することであろうと思います。その辺り、経験者としての知見と感じた投薬に関しての問題を共に考えていこうと思います。
胃の症状といえば
まず一番問題が出てくるのが、逆流性食道炎ではないでしょうか。
胃液の問題として総合内科医の医師から聞いた症状を挙げます。
☑︎みぞおち(鳩尾)、胸骨(胸の真ん中の骨）の痛み ←一般に言われる
☑︎喉のイガイガ・痛み、熱いものを飲むとヒリヒリする ←これもよくある
☑︎のどちんこ(口蓋垂)の裏もしくは上咽頭が腫れ感、喉の詰まり感
☑︎身体のだるさ、声を出すのが辛い、寝ていたいと感じる
☑︎胸全体に広がるしびれ感、軽い筋肉痛様の感覚 ←ここからレアケース
☑︎背中の痛み、背中の筋肉痛のような痛み
☑︎耳鼻科・呼吸器科領域で異常がない長引く痰
☑︎いつまでも続く鼻水(鼻から出ずにぐずぐずしている)
☑︎胃の張りと共に期外収縮(不整脈)、頻拍、短い細動のような脈 ←国家試験に出ることもあるらしい。
胃を治すのは難しい点が多い
自分なりに節制に節制を重ねて胃が良くなってきて、今まで食べるとその後が辛かったりしたけど、少しくらい食べすぎてもなんともない！！
これがワナです。
長い期間胃の具合が悪ければ悪かった人ほど、胃が良くなった時の嬉しさは表現のしようがありません。ただ、何ヶ月もの間、頑張って節制してきたにも関わらず、嬉しすぎて食べ過ぎを2〜3回続けただけで…
残念ですが、また振り出しに戻ります。
胃が悪い方の典型でもあります。
何度も何度も生まれ変わって人生を送り直す。謂わば輪廻転生の様なものです。
では、漢方でどうか
六君子湯、四君子湯、半夏厚朴湯、半夏瀉心湯、安中散などなど、あげたらキリがないのも胃に関する漢方です。
もちろん、漢方ですから診断名・病名で選んで良いわけではありません。専門の医師、薬剤師、漢方薬局や漢方薬店などにご相談ください。
特に紹介状などは出しておりませんが、時間に余裕がある方は、三島駅南口から西へ100mほど進んだビルの3階にある「中川内科医院」様をお勧めしています。※HPが見当たらないので、保険医協会様のリンクを貼り付けました。
また、大社近隣にお住まいでお忙しい方は、三島大社前にある「富士越薬品」様へ相談してみてください。