コンディショニングセンター伊豆

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頚の診方

首は全ての症状を主る

頚椎自分自身が首を痛めなければここまで調べてこなかったと思う。故に、色々調べるごとに中国での頚椎症の分類が非常によくまとまっているので、この後の項目で紹介することにする。

 首が硬くなってくると、まず第1に首から脳へいく血管周辺が圧迫を受けて血流が下がることが原因でないのかとも言われる。このことから「ボー」っとした感覚、考えがまとまらない、しゃべりたいことがぱっと出てこない、記憶が低下しているなど、認知症にも似た症状が出たりもする。
 第2に自律神経、特に副交感神経と呼ばれる内臓を働かせたりリラックスする神経の走行に関係して、首が硬くなると副交感神経の通り道を阻害して働きを悪くするのではないかということである。
 第3に、首肩こりの原因とされている筋肉の中で、僧帽筋と胸鎖乳突筋というのが脳から直接信号を送る神経に支配されるということ。デスクワーク姿勢とかストレートネックを作るような前屈み姿勢によって、肩甲骨が下前に出て首が前に落ちて顎が前に偏位することでその2つの筋肉が硬くなります。本来は脳神経から信号は一方通行と理解されているのだが、そこはたぶん違っているのだと思われます。

頚椎総合症・頚椎病

 頸椎症の主な症状としては、首や背中の痛み、手指のしびれ、めまい、吐き気、嘔吐などが有名ですが、さらには目のかすみ、頻脈、上肢の脱力感、下肢の脱力感、歩行困難、嚥下困難などの症状も出ることもあります。これは個人差が大きく、典型例としては前半の症状が共通するのではないかと思われます。

頚型頚椎病
神経根型頚椎病
 1)典型的な放射状の症状(しびれや痛み)があり、その範囲は頚部脊髄神経が支配する領域と一致している。
 2) 頭部圧迫テストまたは腕神経叢プルテストが陽性
 3)画像所見が臨床症状と一致していること。
 4) 痛覚点閉鎖の有意な効果はない。
 5) 胸郭出口症候群、手根管症候群、肘部管症候群、関節周囲炎など、主に上肢に痛みを生じる頸椎外病変を除く。
脊髄型頚椎病
 1) 頸髄損傷の臨床症状。
 2)X線フィルムでは、椎体の後端に骨棘と脊柱管狭窄が見られる。 脊髄圧迫の有無を画像で確認します。
 3) 筋萎縮性側索硬化症、脊髄腫瘍、脊髄損傷、多発性末梢神経炎等を除く。
椎骨動脈型頚椎病
 1)突然の崩壊攻撃があった。 頸部のめまいを伴う。
 2) ローテーション・ネック・テスト陽性
 3) X線検査で、分節の不安定性や枢要な関節の骨棘が認められる。
 4) ほとんどが交感神経系の症状を伴う。
 5)眼原性、耳原性のめまいを除く。
 6)椎骨動脈分I(頚椎6番の横孔に入る前の椎骨動脈分)と椎骨動脈分III(頚椎から頭蓋骨に抜ける前の椎骨動脈分)の圧迫による脳底動脈への血液供給不足は除く。
 7)手術前に椎骨動脈図またはデジタルサブトラクション椎骨動脈図(DSA)が必要です。
交感神経型頚椎病
臨床症状としては、めまい、立ちくらみ、耳鳴り、手のしびれ、頻脈、前胸部痛などの一連の交感神経症状があり、X線検査では頚椎の不安定性や変性が見られます。 椎骨動脈造影は陰性。
食道圧迫型頚椎病
 前頚椎にできた鳥のくちばしのようなものが食道を圧迫することによる嚥下困難(食道のバリウム検査で確認)など。 ※参考 百度百科「頚椎病」

自律神経の通り道

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